就労していたら障害年金はもらえないの??? その3 就労すると年金が厳しい場合があることをお話ししましたが、もう少し突っ込んでどのようなお仕事なら影響を与えるか?経験から少しお話しさせてもらいます。 結論先に言いますと、正直よく分からないです。ただ、その中であえて答えると、障がい者施設での就労は影響度は低く、障がい者雇...
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4 受診状況等証明書を活用して初診日を特定しよう‼ 4-1 受診状況等証明書についての概略 受診状況等証明書、実務ではよく初診証明と言われています。 この書類は障害年金で重要な3点(初診日・保険料納付要件・障害状態)である初診日、保険料納付要件に関係する書類です。 初診日はこの受診状況等証明書を活用し証明...
被保険者記録照会回答票を活用し保険料の納付要件を確認しよう‼ 3-3 保険料納付状況の確認方法 3-3-1 障害年金の請求には保険料を納める必要があると前回お話ししましたが、年金保険料をただ納めておけば納付要件を満たすわけではありません。 初診日の前日までに保険料を納めるか、免除手続きを行っておく必要があ...
3-1 保険料の納付要件について ここでは、保険料の納付要件についてお話しします。 保険料の納付要件は以下の2点で判断し、どちらかを要件を満たせばクリアします。 ①が原則の判定方法ですが、実務では②の直近1年で判断することが多いです。(こちらの方が判断しやすいので) ①②とも、初診日の前日が属する月を基準に、その月の前...
2-4-1 障害認定日時点の診断書がなくても認定日請求ができるケース 認定日請求をするためには、原則、認定日以後3カ月以内の診断書が必要です。その間に病院を受診していない場合は、診断書の作成ができずに認定日請求は行えません。 しかし、例外として以下の場合は認定日請求が可能な場合があります。 私も②のケースで2回...
知ってますか?社会的治癒 ⑴ まえおき 相当因果関係が有れば前後の傷病(障害・疾病等)は同一傷病となります。後発傷病は前発傷病との連続性があると判断され後発傷病の初診日は前発傷病の初診日となります。もし、前後の傷病に相当因果関係が「ない」と判断されると前後の傷病は別々の傷病になります。なので、後発傷病で初診日を求めて障...
2-1 請求する際に必要な診断書 2-1-1 診断書の種類について 障害年金の診断書は部位別に8種類に分かれています。 障害に応じた診断書を活用し請求します。 複数の障害が重複する場合、それぞれに対応した診断書を提出しますが、出せば出すほど有利になるわけではありませんので注意が必要です。例えば、知的障害と身体障害7級程...
発達障害は年金受給が難しいと噂されていますが、知的障害を伴わない発達障害のみで障害年金(障害基礎年金)が受給できた事例 障害名 :広汎性発達障害 請求する年金:20歳前の障害基礎年金 年金請求方法:認定日請求 基本情報 ① 家族と同居 ② 精神薬服用無し ③ 幼少期に広汎性発達障害の診断が下り、その後継続...
2.不合理な待遇差の点検、検討方法の全体像 ここでは具体的な不合理な待遇差を検討する具体的な手順について説明します。 まず用語解説を行います。 フルタイム:会社の中で一番長い労働時間のこと。例えば正社員の1日の労働時間が8時間ならフルタイムは8時間を指します。 フルタイム以外:上記の例で考えると8時間以内の労働時間...
1-1 障害年金の請求方法について 1-1-1 認定日請求 障害年金の請求方法はいろいろありますが、ここでは2種類+1を説明します。 原則的な方法は認定日請求(本来請求)です。 これは原則的な請求方法で初診日から1年6か月経過した時点の障害認定日の障害状態で請求する方法です。初診日は前回説明しましたので、前回の記事...