自閉症スペクトラム・ADHDで障害基礎年金2級決定 遡及請求で初回入金350万円

  

令和32月に自閉症スペクトラム・ADHDで申請した障害基礎年金の結果がもう判明し、無事障害基礎年金2級と認定されました。

審査も3カ月経過せず非常にスピーディに決まりました。

うつ病・知的障害無しで、純粋に発達障害のみでの年金受給です。

 

 

発達障害でも障害年金が受給できた理由

① 日常生活が単独でおくれないことが診断書にきちんと記載されていた。

障害年金は「障害により日常生活が送れない」場合の所得補償制度です。日常生活の有無は診断書の記載内容できまります。そのため、本人の生活状況を診断書にきちんと落とし込んでもらわないといけません。代表的な例が日常生活能力のチェックの位置です。このチェックが少なくとも2級の位置にこないと年金受給は不可能です。弊社が代行支援する場合、本人の状況を医師にきちんと伝えてチェックしてもらうようにしています。

 

② 診断書と病歴就労状況申立書の両者が矛盾なく作成できていた。

障害年金の不支給事由に診断書と病歴就労状況申立書との間の矛盾が有ります。

よくあるのが、診断書は日常生活が単独でおくれない非活動的な内容になっているのに、病歴就労状況申立書は活動的に行動している様に描かれている場合で場合です。この場合矛盾が生じているので不支給になる可能性が有ります。

 

自閉症スペクトラム・ADHDで年金受給が難しい理由

① 障害年金は「障害により日常生活能力が制限される」場合に受給できる制度です。そのため日常生活への影響の原因が障害によら  ないと年金の対象にならないことになります。発達障害はここ最近認知されるようになってきた概念で、精神科の先生にも全員に概念が周知されている訳ではありません。精神科の先生の中には発達障害は個人の性格や怠けと捉える先生もいます。もし、発達障害の障害特性がその様に捉えられるとその診断書では年金受給ができないのは当然です。発達障害の年金申請の際は発達障害の障害特性を理解した上で、その特性がどの様に日常生活に制限を与えてているかという視点で考えないと年金受給は難しくなります。例えば、ADHDの特性から衝動性が高く相手の話を聞く前に自分の話をしてしまうのでコミュニケーションが難しいと説明していかないといけません。

 

 最後に

障害年金は書面審査で、書類が全てです。

弊社は年金受給の可能性の高まる書類をスピード感をもって作成していきます。また発達障害単独でも障害基礎年金2級の多数の実績が有ります。

申請できるのかどうか、悩まれている方がいらっしゃいましたら是非一度ご相談ください。